2010年07月12日

沈まなかった無敵艦隊


まず、スペインサッカーファンとして、祝福したい。あのパスサッカーでついに頂点が取れたことが感動。いつかそんな時が来るかなとは思っていたが、実際その瞬間を見ると、実感が湧かない。やはりサッカーは11人でやるものですね。ワールドカップを掲げた瞬間、歴史が変わった気がした。無敵艦隊と言われながらも今までベスト8止まり。イエロの涙から8年。ついに頂点にたったスペインサッカー、おめでとう。バルサのサッカーがついにワールドカップを獲れた。おめでとう。


延長後半のスペインの先制点。ヘススナバスが何度も右サイドから切りこんできた中でのハイティンガの退場。ファンボメルが中途半端な位置になりかけた分、そこを突いたヘススナバス、クリアボールを拾った後のセスクの冷静なプレー、オフサイドライン把握しながら動き出して、ギリギリまで絞って打ったイニエスタ。残り4分とは思えない冷静なプレーだったと思う。

ハイティンガの退場はオランダにとって痛かった。マーカーがズレてしまった時に試合終了まで残り10分。延長後半、スコアレスではすぐに立て直しが効かない。しかも直前にスナイデルのフリーキックが明らかな誤審でゴールキックに。完全にあの時だけ緩んでしまったか。

オランダも良かった。さすがに延長に入って崩されたが、途中までのスペイン封じのやり方は良かったと思う。しかし、いかんせんダーティーなプレーが多すぎた。前半のデヨングのプレーがレッドカードじゃなかったら何がレッドカードなのかと思うようなプレーが目立った。確かに一部スペインの明らかな誘いからのイエローがあったが、審判にそのような印象を与えて、当然見る目も厳しくなる。カードもらいすぎて自分たちのクビを絞めてしまった。

デヨングをファンデルファールトに替えた時、当然ファンデルファールトとディフェンスラインの間に隙間ができる。そこにスペインが入ってゾーンができると、スペインのパスは前線で通りやすくなる。ヘススナバスがかなり積極的だったぶん、イエローもらってたファンブロングホルストを下げて、ブラーフハイト出したのは当然。それによりヘススナバスの動きが外に外にになってしまったように見える。その分さらに大きくなったスペースをイニエスタとシャビが使い始めたことにより、スペインらしいパスサッカーが展開されるようになった感じ。一度動きが止まったかのように見えたスペインの中盤が、延長前の休息で一気に息を吹き返した。ここぞという時のスタミナも違ったか。

オランダとしては決定的な1対1でロッベンがミスったのが響いてしまった。まああれはカシージャスがまさに守護神だっただけという気もするけど…ディフェンスラインがカードもらってしまったことで、ちょっと消極的になってしまった。本来ならブラーフハイトなんて出さないでバベルやフンテラール、もしくはアフェライのような選択肢を選びたかったところだろう。

ちょっとジャッジが問題だった。これイエロー重いなと思うとこでイエロー乱発。決勝で15枚…確かに両チーム熱くなっていたが。単純なチャージングにイエロー出してたのは残念。ウェブ自体、決勝で裁く技量を持った審判でないことはプレミアで証明されているが、西村さんに裁いてほしかった。デヨングのプレーがイエローで済むなら、フットボールは崩壊する。

スペインの場合、10年前のユース優勝世代が今の中心。そこに若手がうまく組み合わさって、センターバックにプジョルがいる。ドイツもそうだが、こういうチームは安定感がある。先を見据えたチーム作成、ユースの育成…日本もスペイン式を導入しようとはしてるけど、なかなかマネできない。結局今大会2失点だったが、どちらもグループリーグ。中盤での華麗なパスワークより、守備の堅さが目立った。ダブルボランチがしっかりしたチームはこうなる。シャビアロンソ、ブスケツが非常に大きなポイントだったと思う。ブスケツはあの若さでこの仕事量。あんなボランチ1人いるだけでチームは締まるんだけど。。。

ワールドカップもまた4年休み。もう少し見たかったけど、そろそろ体力の限界が近づいてきた。。。しょうがない…
posted by cris at 07:21| Comment(0) | フットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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