2020年06月03日

東京ダービー2020


2019年、6月5日、大井11R、東京ダービー。

帝王の姿はなかった。

東京ダービーに挑戦すること38回。2着は10回。挑戦し続けても届かないそのタイトルに、挑戦権すら与えられなかったのである。

東京ダービーが世界で一番スペクタクルで、世界で一番の栄誉が与えられることは広く周知されている話だが、的場文男のいない東京ダービーは、店の前にカーネル・サンダース像のないケンタッキー・フライドチキンと一緒だ。そこにあって当然、いなくてはならないものなのだ。


今年の東京ダービーは、時勢を考慮し無観客で行われる。

ファンが熱狂に包まれ、涙する、そんな光景は今年、大井競馬場では見られない。

しかし、全世界70億人の的場文男ファンは、画面の向こうで、帝王と心を重ね、今年も魂の挑戦劇に涙することだろう。

的場文男教原理主義者として、6月3日、私の魂は東京モノレールに乗り、大井競馬場前で降りる。スタンドの、ゴール前で、帝王が1着でゴールする時を待つ。

無観客競馬ではない。多くのファンが、帝王が栄光を手にする瞬間を観ている。

今こそ、希望を届けよう。挑戦し続けて、ついに頂点を極める姿を見せ、世界中に勇気と感動を届けよう。


海洋冒険家で知られる白石康次郎氏は言う。

「動けば、夢は向こうから近づいてきてくれる」

63歳にして、「一泡どころか洗濯機の泡くらい吹かせる」と高度な名言を繰り出した帝王は挑戦し続ける。

東京ダービージョッキーの称号は、称号のほうから文男に歩み寄ってくる。

〜ACジャパン〜



第66回東京ダービー
モンゲートラオ
〇ブラヴール
▲ゴールドホイヤー
☆リヴェールブリス
△ウタマロとかコバルトウィングとか


第66回、末広がりでもなんでもない年に東京ダービー馬に輝き、的場文男を東京ダービージョッキーに導いたのはモンゲートラオだった。モンゲートラオは的場文男を東京ダービージョッキーにするために生まれてきた。

3走前のハイセイコー記念は初めての内回りに戸惑い大敗。2走前のチューリップ特別は休み明け。前走の羽田盃5着が真の姿と言える。

羽田盃は序盤からラップが落ちる中だるみレースで、ファルコンウィングとゴールドホイヤーがそのまま残ってしまった。内から捌けたとはいえ、モンゲートラオには苦しい展開だ。

しかしここで諦めず5着に入ったからこそ、東京ダービーの出走権を得られたとも言える。つまり神は的場文男のダービー制覇が見たいのだ。私も見たい。

直線の内ラチ沿いが軽いことから、佐藤の知る的場文男63歳地球が生んだ奇跡はほぼ、ほぼ間違いなく内ラチ沿いを突いてくるだろう。内ラチ沿いから内ラチの上を走り始めた時、勝機は見える。内ラチの上こそ、ビクトリーロードなのだ。


羽田盃のペースを考えればブラヴールなのだが、ラチ沿い周辺のいい馬場でどう乗ってくるかが課題。仕上がりよりそちらが心配。東京ダービーで文男とセレン×チャームアスリープが叩き合うとか、それだけで胸が熱くなってしまう。溶ける。

ゴールドホイヤーは強い。こちらはウタマロとボンモマンとの兼ね合いか。ウタマロが外2につけて、その後ろに入れるならゴールドホイヤーはチャンスが出そう。逆にウタマロが控え始めると、ゴールドホイヤーは前走のような形がいいと思う。

リヴェールブリスがラチ沿いロスなく回ってきた場合ワンチャンありそう。馬場も何も考えていない人がどう乗るか。


直線でラチのいい内からリヴェールブリスが顔を覗かせる中、その更に内、内ラチの上から飛んできたのはモンゲートラオと的場文男だった。

文男

祈りの文男

ファンの声響く空よ

大井踏み鳴らしムチ叩く

ダービージョッキーの響き


ダイナミック琉球
改め、
ダイナミック文男より抜粋
posted by cris at 00:22| 今日の南関 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする