2017年01月15日

入院やら競馬やら、正月からの雑記



・正月

家族と酒を飲み、友達と酒を飲み、知り合いと酒を飲み、とりあえず飲んでた記憶しかない。



・そんな入院

仕事始まって2日目。朝から何となく腹が痛かった。
昼間から増す腹痛。
夕方、座っているのも辛くなる。

午後3時くらいから、あまりの痛みで仕事をしていた記憶がない。
後にメール見ると資料作ってた。作った記憶がない。

自力で立てず、そのまま病院へ。即入院決定。
原因は先月の疲労やストレスらしく。

初詣で健康第一をお願いしてから4日目のことでした。



・病院にて

鼻にチューブね。これはもう無理。
ラッキーだったのはベテラン看護婦に当たったこと。採血の腕がプロ級だった。
いや、プロなんだけどさ。

近くの病室からずっとうめき声聞こえるし、鼻のチューブはキツいし、正月から何してるんだ俺は感しかなかった。



・おかゆループ

当然と言えば当然なんだけど、出てくるご飯はおかゆ。
『今日からおかゆが出ますよー』と言われ、ああ、ようやくメシか…
と思ったらお湯だった。

僕、地元が東北なもので、どうしても味が濃いものが好き。
それもあって、おかゆ続きは仕方ないとはいえ苦痛以外の何物でもなかった。
『今日からおかゆ変わりますよー』
ああ、ついに来たなって。おかゆループから解放されるなって。

ただ単におかゆの量が増えただけだった。
もう当分おかゆはいいです。



・そんな感じで

当分病院が近い生活が続きますが、ご心配お掛けしました。

このブログは競馬のブログでしたね、そういえば。
競馬の話をしましょう。

1週間競馬の話題にいつもより触れなかったおかげで、浦島太郎さん状態ですよ、ええ。



・デニムアンドルビーがフェブラリーSに挑戦するって話

デニムは1周で、3コーナーから極端な下り坂がなくて、スローで、馬群が固まったまま4コーナーを迎えるレースでこそ力を発揮する馬。
そう考えると半周短縮で、なおかつテンが速いフェブラリーには向いてない。
いくらトゥザヴィクトリーやサイレントディールを送り出したフェアリードールといえど。

もちろんフェブラリーがドスローになる可能性は否定できないし、あるとしたらそこなんだけど、ダート適性の有無やメンバー次第と、少々ネックが多過ぎて何とも。


でも、今回デニムがフェブラリー使う理由が『オーナーの意向』なのは気になるトコロ。
絶対神・金子真人閣下の意向でローテ変わった馬は前から結構いる。

古いところだとブラックホーク。
それまでマイルを中心に使っていたブラックホークは、『スプリンターズSを使ってほしい』という金子閣下の一言でローテ変更、スプリンターズSに短縮して見事勝利。

ピンクカメオのNHKマイルCも、当初陣営はオークス使う予定で、それをNHKマイルCに変更したのは金子閣下だった。
もちろんピンクカメオはいかにもNHKマイル>オークスだったとはいえ、あの人気ですからね。いくら単勝買ってたんでしょう。


金子閣下の『ローテ変更』、そして『馬名変更』、これは無駄に使えるので覚えておいたほうがいいかもしれません。



・今年も主要海外セールが始まった話

キーンランドジャニュアリーが始まると、ああ、今年もセール観る日々が始まったな、そう思いますね。
ジャニュアリーの『とりあえず馬であれば何でも売る』という雑多な感じ、嫌いじゃない。

珍しくジャニュアリーで新冠のラーメン屋の方がいたのはちょっと驚き。
海外セールでビッグレッドが繁殖を買う、これはそうないこと。
悪くなさそうな繁殖だけに、何を付けてくるか興味深い。


社台コーポレーション名義で落札された186番も興味深いところ。
母父がアンブライドルド系で、母母父がディキシーランドバンドとか、吉田兄弟の好きな血統集めてみました感半端ない牝系。ディープだけではなく、サンデー系全般、どの種牡馬ともある程度の成績を出せそうな繁殖。
逆に言えば、大きいところを獲るためには更なるプラスアルファが必要な配合。そこを社台がどう補うか、見もの。

マチカネキンノホシなどを輩出する名門牝系出身でもあり、血統表の近親欄にマチカネの馬が多い。
おかげで血統表にMACHIKANENIHOMBAREって書いてあって、1頭でだいぶ血統表のスペースが埋まっていたりする。細川ミクロンのおかげでアメリカの血統表作成担当者がなかなか苦労してるなぁ…


トレーニングセールも始まることですし、近々、『アメリカのセリを見よう』的なタイトルで1本書いてもいいかもしませんね。需要あるか分かりませんが。



・ノーザンファームがマジックミリオンでロードカナロア産駒を買った話

オーストラリアではマジックミリオンのゴールドコーストセールが開催。
オーストラリアは時差がほとんどない分のんびり見れる。

毎年1、2頭購入する吉田勝己社長。
今年買ったのはロードカナロア産駒の牝馬。37万5000豪ドル。
母はミッキーアイルの叔母アステリックス。
つまり先日フェアリーで2着だったアエロリットの妹。

…わざわざ37万豪ドル出す必要性is。。
大人の事情感が強い。



・ノーザンファームがミスエルテの姉を買った話

ノーザンファーム関係者に聞いたところ、どうもこの馬を買いにファシグティプトンに参加したとのこと。
そこまでやりますか。まあ後のリターンを考えると安いものですけど。

ここ数年のノーザンファームはこういうやり方を好む傾向がある。一族まとめ買いね。
ゴールデンバローズやベストウォーリアとかがそれ。
確かに、クラブやセレクトに出すだけですぐに元金ペイできるし、効率はいい。
繁殖牝馬輸入リスト見ても、どこの仕事か分かるから楽()



・ノーザンファームがマルペンサの妹を買った話

まあたぶんノーザンファームさんのお仕事なんでしょうけど、ホント、ノーザンのフットワークは軽い。
マルペンサはすでに亡くなっているものの、亡くなる前から交渉進めてたと思う。
マルペンサの全妹だし、まず間違いなくディープを付けてくるんでしょうが、さて、子どもはいくらで売れるんでしょうね…

育成力もトップクラス、フットワークもトップクラス、そりゃ日本のトップ取りますわね。
『お金があるからできる』、まあそれはそうなんだけど、お金があるだけで日本のトップは取れないんだよね。



・ヴァーミリアンがイーストスタッドまで行った話

いい種牡馬だと思いますけどね。イーストは環境もいいし、のんびりやってほしい。遠いけど。

どうしても血が濃いという難点はあるものの、50万円という種付け料と、産駒のデキを考えると、イーストでも魅力で言えば上位感。

最近キングマンボ系種牡馬が一気に増えた分競争は激しいでしょうが、頑張ってほしいところ。
イーストには同じキングマンボの神種牡馬ルースリンドがいるんだよなぁ。


そういえば、前に社台ファームの某方と馬の価格の付け方の話になったことがある。
『種付け料というベースの上にリザーブ価格が存在する』という話はなるほどなと思った。

いかにいい馬だろうが、50万の種付け料の馬の子どもだとリザーブもそれなりの値段になる。もちろんそこから値段が上がる馬は上がるものの、生産者側としてはリザーブが低くなるというリスクを踏まえて考えないといけないから難しい、と。
種付け料考える側も大変ですね。



・マーティンボロがフランスで種牡馬になった話

いいことでしょう。
フランスで種牡馬入り、ということは、またパトリック・バーブ先生の仕事かな。
相変わらずいい仕事をする。

エキストラエンドは残念だった。海外種牡馬入りオファーが複数あったのに破談。
種牡馬入り先が社台ファーム。残してみたい血だよね。どこかのスタリオンで枠が空けばいいんだけど。

この社台ファームの功労馬厩舎、なかなかスゴいメンバー。
一度見学した時にビックリした。

社台系の主要なところはほぼ全部見たけど、一度、ブルーグラスファームは見学に行きたい。
今年の目標にしちゃおう。



・ミンナノユメノセテ

静内農業高校が生産して、それを『ノボ』の冠名でお馴染みLS.Mが買ってデビューさせようとしていたミンナノユメノセテ、1月5日に競走馬登録して1月8日に登録抹消。ああ…。



・ナルハヤ

やはり陣内孝則閣下が馬主でしたか。
JBISには早くからその内容で登録があったものの、入厩して何週間経とうが一向に馬名登録されず。
年明けて、ようやく登録。

この人は自分が出演していたドラマから名前を付けるという場合がある。
今回のナルハヤは『超高速!参勤交代』から取ったんですかね。



・年度代表馬に該当馬なし

まあJRA賞投票に関してはもう毎年話になっていますし、今更何がどうっていう話ではないんですけどね。
自分の中の哲学、考えに基づいての投票なわけで、他の人が誰にどう投票しようが別にいいと思う。気持ち的には。

ただ、年度代表馬に該当馬なしが1票入ったことに関しては、それでいいの?と。
投票しなかった方々にも、該当馬なしを投票した人も、それぞれに事情や思想があると思う。

それでもね、投票する側の責任、これは投票する側にもっと真剣に考えてほしいところ。

権利を与えられた人は、それに対する責任、そして勉強が必要だと、個人的には思いますね。
posted by cris at 19:19| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月05日

お知らせ


筆者体調不良で入院のため、数日間ブログをお休みさせていただきます。

楽しみにされているごく一部の方々、申し訳ありません。


中山金杯
◎シャドウパーティー


京都金杯
◎ケントオー
posted by cris at 15:23| Comment(32) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月20日

2歳馬の話をしよう@2016年12月バージョン


紅白歌合戦で歌う曲名みたいですね。


そんな感じでこんばんは、最近言われた悪口で一番ひどかったのは『ゴシック体みたいな体型の奴は黙ってて』、どうも、佐藤ワタルです。

LINEでそう送られてきて、一瞬目を疑った。書くならもう少しすぐに理解できる系の悪口を書いてほしかったし、それがなんだかんだ身内から送られてくるのがアレ。



さて、このブログを見ていらっしゃるお暇な皆さん、去年11月半ばに、このような企画を書いたことを覚えていらっしゃいますか。


2歳馬の話をしよう
http://ouma-keiba.seesaa.net/article/429870815.html


僕は忘れていました。


先日、某後輩に『ワタルさんの昔書いたやつ、なんかいい感じになってますよ』と言われ、何だろな、迷作カンタベリーナイトと俺が炎上でもしたのかなと思った。

そういえば書いたねこんな記事。


10頭取り上げて、


(戦績は2015年11月19日まで)→(現在の戦績と現在のクラス、主な実績など)

エポック(4戦1勝)→(15戦2勝、1000万)
ケイティブレイブ(4戦1勝)→(15戦5勝、オープン、浦和記念など重賞3勝)
コクスイセン(※船橋1戦1勝)→(10戦3勝、準オープン)
サンライズサーカス(1戦0勝)→(10戦1勝、現・園田)
セレッソプリマベラ(5戦1勝)→(12戦1勝、500万)
ナイトオブナイツ(3戦1勝)→(14戦2勝、1000万、あやめ賞)
ナムラシングン(2戦1勝)→(10戦3勝、準オープン、若葉S2着)
ニシノジャーニー(3戦1勝)→(7戦2勝、1000万、ベゴニア賞)
ハレルヤボーイ(4戦1勝)→(11戦2勝、1000万)
レインボーライン(4戦1勝)→(14戦3勝、アーリントンC、菊花賞2着、NHKマイルC&札幌記念3着)


1勝1勝は選ばない、2勝以上した馬は除く、という条件を設けて選んで、そこから菊花賞2着馬、浦和記念など重賞3勝馬が出たらまあ十分…かな。

レインボーラインはちょっとビックリするレベルでいい成長を遂げてくれた。
ケイティブレイブも力は示していたとはいえ、思っていた以上。
ナムラシングンは調教師がまともだったらもうオープン入りしてる。
ハレルヤボーイは吉田じゃなかったら準オープン走ってる。




でも本来、企画やるからにはもっと走る馬をチョイスしないといけなかったと思う。
それこそ、『来年は星野源がガッキーとキスする』『SMAPが解散する』くらい書かないとダメ。


しかしガッキーかわいいなおい。


豆知識として、ガッキーは筆者の友達の友達。アルカ○ダかな。



そんな話はどうでもいいんだけど、今年もこの企画をやってほしい、そういう話をされたわけです。

面倒だからやんねーよって断った。

クレープ3つで買収された。
やりましょう。やらせてください。



ただ、昨年ほど1勝馬にいいと思える馬が少ない。
もっと早めにやる気出してればサトノアレス書いたけど、もう結果出ちゃってますからね。

未勝利馬も同様で、去年ほどブログにまで書こうという馬はそう多くない。
もちろんいい馬は多いし、馬券的に使えそうな方々はそこら辺にいるものの、全部書いてる時間もない。


ということで、今年は条件をちょっと緩くしようかなと。

去年同様のルール
・国営所属であること
・1戦1勝の馬は除く
・1勝馬でも重賞好走馬は除く

それに加えて、
・2勝以上した馬は、何かアクシデントない限り、重賞好走実績ない牝馬は可


牝馬のみ、2勝した馬を認めていただければなと。
もちろんリスグラシューみたいに重賞勝ってる2勝馬は挙げてもつまらないから除外。

このルールを見て、ああ、あの馬を挙げたいのね、と察してくださっている一部の方々、ありがとうございます。




そんな感じで早速10頭、いってみましょうか。






アグニシャイン(2戦1勝、1.0.1.0)

を書いたのですが、どうも故障したとのこと。。
これはいい馬だった。
ゴルトブリッツの甥で、レディブロンドの孫。ディープインパクトの近親。
初戦も、2戦目の内容もよかった。これはいいハービンジャーだと思っていたら…
そりゃホープフルの登録にいないわ。
全治1年以上という話だけど、もったいないね。それに尽きる。
レディブロンドの家系は難易度が高過ぎる。


ということでアウトライアーズを。2週間ちょっと前からこの文章を書き始めていたわけですが、確かに当時3戦1勝とはいえ、内容がチート過ぎてとてもここに載せる馬ではない、と判断して、この馬の代わりにアグニシャインを書いていた。

だってアウトライアーズが強いことはみんなご存じでしょう…?もう2勝してますし。。

百日草は1着アドマイヤミヤビはオークス狙える逸材。2着カデナは京都2歳S勝ち。相手が悪かった。
それに加えて、たぶんこの馬は末脚の破壊力ほど東京向きではないと思う。
むしろ直線が短いほうがお好みでは。
来年のニュージーランドトロフィーは当確感ある。

まあウィストラムの子だし、今は2000をこなしているとはいえ、将来的にはマイラー、もしくはそれ以下になってきそうな雰囲気。
ただ、今までのウィストラムとは全然違う。百日草で内を突いていたけど、これは兄姉にはなかなかない風潮。
ロレーヌクロス、主に君のことね。君は内突ける馬だったらもっと出世してたね。

アグニシャインをやる予定を、アクシデントで差し替えました。いきなりすぐ上がるような強い馬でごめんなさい。




アドマイヤローザ(2戦1勝、1.1.0.0)

かわいい。
おばあちゃんのアドマイヤグルーヴが好きで、長女アドマイヤテンバの新馬戦は阪神で応援したくらい。
アドマイヤトライまでPOGで指名して、さすがにグルーヴ厳しいかと思って指名諦めたらドゥラメンテが出たというオチがあったりする。

この馬本当にかわいい。
お母さんそっくり。
ただお母さんと違って、追って甘くない。ここらへんは父が出ている。

前走にしても、2着ユイフィーユの後ろを通れたとはいえ、外6、7付近を回して最後まで伸びきった点が好感。
確かにもう少し数字的な裏付けはほしいものの、数字に出ない良さがある馬。
かわいいから何でもいいんだけど。

お母さんがすぐテンション上がる、この血統の難しさを抱えた馬だった。娘はそれがそこまでない。レース中はむしろ促しているくらい。使い込めそうだし、こういう点も好感。
成長促すため年内パスしたのもこの一族出身にはプラス。

まったく桜花賞には向いていないものの、忘れな草賞とか圧勝できそう。
圧勝できなくても、かわいいからいいや(良くない)




アロンザモナ(2戦1勝、1.0.0.1)

これもいい馬。ソリッドプラチナムの半妹。ディープインパクトなどと同族。父が違う分姉より全然大きい。これはいい傾向だと思う。

勝った新馬戦の残り1000m地点からのレースラップが12.8-12.4-11.8-11.4-11.2。
逃げたのがアロンザモナだから、このペースを作ったことになる。直線残り200mから本気で追われてないし、それでいてこの加速ラップはなかなかのもの。

阪神JFに出てても割といい勝負になった感があるものの、除外。運が足りなかった。


代わりに出走したこうやまき賞で、出遅れ。
そして4角手前で、挟まれた下がったフィスキオの影響を受けたデュトロノミーと接触、外に飛んでしまった。
まったくの参考外。競馬になってない。

これで多少なりとも人気が落ちてくれるようなら、今から紅梅Sとかが楽しみになってくる。
同じ西浦厩舎の先輩で、センスあるいい馬だったものの亡くなったアルマオンディーナの分も頑張ってほしい。




カラクレナイ(3戦2戦、2.0.0.1)

いい馬。母親も悪い馬ではなかったけど、この一族では祖母レッドチリペッパー以来の傑作かも。
どうしてもこの一族は気性が難しい分、ただ行くだけの馬になって垂れる、それを繰り返してきた。

新馬戦とかビックリしたよね。絶望的な位置から飛んできて、ああ、これはこの一族の最近の馬とはモノが違うと思い2戦目割と買った。
デムーロのワンテンポ待つ冷静な騎乗も大きかったにしろ、前が開いてからは素晴らしい伸び。
前走万両賞も着差以上の完勝。

この後はエルフィンSやフィリーズレビューになるんだろうけど、どちらも楽しみ。
桜花賞だと現状だと3着まで感はあるものの、その後、夏を超えると更に良くなってきそうな雰囲気がある。

少なくともローエングリンの牝馬としては今までで一番いい。ヴゼットジョリーよりいいと思う。カシノワルツはすでに超えてる。

これは長い目で楽しめそうな馬。おばあちゃんくらい活躍するといいですね。




キングリッド(1戦0勝、0.1.0.0)

いい馬。シンボリバーグの勝った新馬で2着。

母イングリッドはディープ産駒。半姉にCCAオークスを勝ったワンダーレディアンエル。半兄に身体だけは大物だったダノンアンチョ。全妹がファンタジーS2着のアンチュラス。

イングリッド自身もいい馬だった。アンチュラスよりいい馬だったと思う。
4戦3戦、さあこれから、というところで屈腱炎になってリタイア。
アンチョが追分期待の繁殖だったものの早逝したこともあり、イングリッドに掛かる繁殖としての期待はかなり高いと思う。
そして生まれた初子がこのキングリッド。


デビュー戦となった新馬はドスロー。ラスト3ハロンのレースラップは東京芝新馬らしい速い上がりになって、12.0-11.0-11.3。
内有利だったこの日の芝で、1、3着は内にいた馬。

キングリッドは外回って、残り400近くまで追い出し待って、追われてからフラフラしながら、上がり33.5。
見た目のフォームも良かったし、フラフラしながら速い上がり使える馬は伸びしろも大きい。

ダノンアンチョがアレだった割に、この馬はそんなに大きくない。脚元やりやすい一族だけに、そこまで大きくないのはプラス。


ネックは馬主が安恵ちゃんということ。
母が社台レースホース、叔母がG1レーシング。
普通に考えたらクラブorセレクト。

そのどっちでもなく、安恵ちゃん名義で、近親関係ない池上厩舎。
身体的に何か小さくない問題を抱えているか、募集前の当歳時に何か大きなケガをしているか、推測されるのはそこらへん。

前述通り脚の弱い一族。無事に成長してほしい。




サトノシャーク(2戦1勝、1.1.0.0)

POGで、期待して指名したのに調教全然アレで新馬前に絶望した気持ちになるって、あるあるだと思うんです。
この馬がそれ。
そもそもPO馬毎年120頭前後いるから何に期待してるかたまに忘れるんだけど、この馬は結構期待してたほうで、配合上もしや当たるんじゃないかと。ピュアプライズにそんな高望みはしてないが。

しかも新馬の相手がコロナシオンなんとかさん。良血馬に30馬身くらい離されて負けるかと思って観てたら、あれ…?競馬になってる…

この馬も数字的裏付けは全然足りてないんだけど、まだまだブタさんみたいな体型でここまでやれていることを評価したい。完成はまだ先。
見てる感じ、腰から後ろが全然甘い。加速に時間が掛かり過ぎる。
フットワークも雑。追い出した後、ハリボテエレジーみたいな走り方になっている。

逆に言えば伸びしろは大きいと思う。
フットワークに関しては矯正できるか未定として、トップスピードに乗った後、次第に重心が下がってきている点がいい。現状スピードに乗るまで時間かかるわけで、この部分が短縮されてくれば楽しみはある。




シャープシューター(1戦0勝、0.1.0.0)

2戦目も完勝だったモンサンレガーメの勝った新馬戦で2着。
シャープシューターはその新馬戦で最内。東京ダートマイルの最内は物理的にも気性的にも不利。
それでいて2着まで差し込んできた。上がり3ハロンタイムが36.2。

東京ダートマイルの新馬で、4コーナー5番手以降から上がり36.2より速い脚を使って馬券になったのは過去に8頭。
スマートファルコン、ノンコノユメ、アルーアキャロル…
みんながみんな出世するわけではないものの、まだ緩い状態、500キロオーバーながら最内スタートで、馬群を割って抜け出してきた内容を考えると中身は濃い。配合的にそういう競馬嫌がる馬多いが。

ゴールドアリュール×デピュティミニスターという当たりやすい組み合わせで、母系の配合がいい。うまく育てばいいところまでいけそう。

母系は晩成型が多いクレアーブリッジ。成長力もありそうだし楽しみ。うまいこと成長するといいですね。
クレアーブリッジはケガも多い。故障に気を付けたいところ。




ナムラマル(2戦0勝、0.1.1.0)

目野厩舎2017年ダービー馬(予定)
入厩当初から調教でいい動きして、目野閣下が『来年のダービーはこの馬で獲る』とまで言っちゃう展開。
ディープ産駒の良血がいる中1番人気に推され、3着。
競馬を体現している金子真人閣下の良血馬がいるのに、みんな目野を買う光景は、なかなかの新時代の幕開けだった。

2戦目も2着。ただこのレースは残り4ハロンから12.3以下のラップが続いて、前に行った馬は数字以上に厳しかった。唯一先行した馬で残って、3着とは7馬身差。

そもそも新馬にしても1000m通過64秒のスローペースを猛然と差し込んできた。
身体が緩そうな感じで、反応も鈍く、エンジンがかかったのは残り200mくらいかな、たぶん。
そこからフォームが変わった。気がした。
少なくとも重心は低くなったし、跳びも大きくなったように見える。


新馬、2戦目の未勝利を取りこぼしたものの、ここはまったく気にしてない。
いいロベルトは初戦を取りこぼす。下級条件はよく負ける。
例に出していいものかは分からないけど、モーリスもそう。
特にナムラマルはスクリーンヒーロー×ダンス。エンジンの掛かりが遅い。

今後使っていって、より成長しておけば、昇級戦でもまったく怖くない。
若いころ、残り200mくらいから伸びてきて遅刻するロベルト系は、将来出世しやすい(経験談)
シングウィズジョイなどずっとG1を勝ててないロイヤルレジナ一族にG1をプレゼントできるといいですね。


目野閣下は『2017年のダービー馬』とは言ってるけど、どこのダービーとは言ってない。
ジャパンダートダービーとかに出てそうな雰囲気はある。
試しに一度ダートで走ってる姿も見たい。


そして今回ナムラマルの件で一番かわいそうだったのは、間違いなくフミノファルコン。
2歳新馬が古馬を調教で3週連続で子ども扱い!って流れて、自身のバタバタになった追い切りが全国に流されて、かわいそうの極みだった。
フミノファルコン、今度飲みに行こうな。




ハッシュタグ(4戦0勝、0.2.1.1)

フルーキーの半弟。
サンデースマイルの子としては2頭目の牡馬。
サンデースマイルの牝駒は使い減りしたり、間隔を詰めると掛かりやすくなる習性がある。
それを考えると牡馬のほうがいい感がある。

初戦はペルシアンナイトの2着。3戦目はカラクレナイの2着。強い相手と当たっての2着2回だけに、まだ未勝利なのは仕方ない。

いや、仕方なくない。
前走の未勝利、芝1400で前半3F34.6-後半3F36.4の前傾ラップ。
これを外4から押し切ろうとしている川田という魚類。いやいや、ずっと外回して早め先頭狙っても、このペースじゃ垂れますって。結局最後甘くなって5着。
先行していた組では唯一掲示板に載った。力はある。

まだまだ素質だけで走っている感。フルーキーほどは出世しないけど、悪くないところまで出世できる馬。


本当はこのハッシュタグに3走前先着したハムレットを書こうと思っていたの。
故障してたんだな…一族的に故障は仕方ない。
アンブロワーズの半弟。
シンボリクリスエスにしては小さい、というより小さ過ぎる(410キロ)けど、体型を小さく見せないフットワークは将来楽しみ。
故障箇所が長引きそうな場所も、早く良くなるといいですね。




マイスタイル(1戦0勝、0.0.1.0)

ミリッサが勝った新馬で3着だったお馬ちゃん。
パンサーバローズ取り上げても良かったんだけど、なんかそれはそれでありきたりだし、普段からこの馬への期待度の高さについては触れてきた。
ということで3着馬を取り上げたい。

このミリッサの新馬、残り4ハロンから13.1-11.5-11.1-11.2というレースラップで、その流れをミリッサが4コーナーで一気にマクって、『ミリッサがワープした』という話になった。
確かにこのラップで内回りを外10みたいな位置からマクったミリッサは強い。
そしてこのラップで最後まで踏ん張ったパンサーバローズも相当いい。

マイスタイルはミリッサがマクった直後、その後ろをついていこうとしたら、ミリッサに進路をカットされたミツルファミリーが邪魔になって、一瞬体勢を崩して更に外を回ることになってしまった。
流れが流れだっただけに最後は甘くなったものの、4着とは3馬身半の差がついていた。


母系はビリーヴなどを輩出したことでお馴染み、世界的名門ソヴリンレディの一族。
配合的にもハーツクライの成功パターン。
デビュー前からCWで好時計出していて、こういう早期から調教で動けるハーツは成功する場合が多い。

うまいこと育てれば、先々なかなかいいところまで出世しそうな雰囲気がある。




去年に比べて全然知名度ある馬ばかりでごめんなさい。
来年、この10頭がどういう成績になっているか、楽しみですね。



さーて、クソみたいな文章生産したし、今夜もプリン一気食いしてこようっと。
posted by cris at 19:22| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする