2017年07月27日

ニューマーケットからこんにちは


Hello!

と書くつもりが、Haloと書いたことがある、これ競馬ファンあるあるですよね?
え?ない?

いや別にあってもなくても、だからどうしたって話なんですけどね。


ということで今、イギリス・ニューマーケットでブログを更新しています。
お久しぶりです。ボンジュール。


たかが1週間とはいえ、フランスで簡単な会話に慣れつつある中からのイギリス。
ホテルのフロントで間違ってオールヴォワ!と言ってしまうあたり、気分はまだフランスですね。


本当は暇がある時にでもブログ更新できれば…と思っていたのですが、フランスのホテルのWi-Fiの調子が非常によろしくなく。
ニューマーケットに移動したら妙にWi-Fiの通りがいい。
ということで、何となくブログ更新です。


なんかニューマーケットで競馬のブログ更新、夢みたいな話ですね。


今回のお勉強の旅はまたまとめて、後日公開で。
2つくらいの記事でまとまると思っていたら、珍道中みたいな感じになったことで、1日1記事いけそうな状況に。


様々な人と出会い、様々な国の文化に触れ、そして競馬を観る…


この旅を始めるキッカケ、『自分の競馬観の破壊』がいい感じで進んでいるなと。

別に海外競馬が素晴らしい!日本は良くない!
と言っているわけではなくて、むしろ馬のレベルや技術面、ハード面で言えば日本は世界最高クラス。

フランスで競馬見て驚いた。馬のレベルが日本のほうが圧倒的に上。
海外の騎手はよくそれを言うけど、確かにそうだ。見て分かるレベルで日本が上。


でも海外の馬たちの精神的余裕ね。
これは日本にはない。日本には出せない気がする。
フラッシュ撮影にも驚かず、人の言うことを素直に聞く気性。
日本のサラブレッドとは本当に同じ生き物かな?


施設も圧倒的に日本が上だし、スタンドも日本のほうが広い。
シャンティイとかビックリしちゃうくらい狭い。


ただ、競馬の環境、文化での位置づけという面に関しては圧倒的に欧州が上。
競馬が歴史と文化の中に組み込まれてる。
ファンと騎手の関係とかうらやましくもなった。



そんな感じでフランスからイギリスへ。

図らずとも、近代競馬のルーツを辿る旅みたいになってきている。
あれだけ文化に競馬が溶け込んでいるフランスで、近代競馬発祥から200年。

近代競馬発祥からあと2年で400周年を迎える本場・イギリスはどうなのかなって。
ただ単純に楽しみだったよね。


ニューマーケットの世界的な調教場・ウォーレンヒルを見て思った。

スケールが違う。全然違う。

自分が知ってる競馬ではない。まったく知らない世界がそこにあった。


本や写真で知ってる、いや、知った気になってたことがぜーんぶ覆されるような光景。
圧倒的スケール。

本とか読んで知った気になってはいけないね、ホント。


英国の名馬たちがこの環境から生まれたのかと思うと、納得できるところがある。


そんな、英国の名馬たちがどういう環境で生まれてきたのか、これを今日から勉強。


英国の皆様の手厚い配慮のおかげで、なんかよく分からない流れになっているだけに、無事に日程をこなせることを願うばかり。


ようやく中間地点。自分の停滞する競馬観が覆る経験ができている。
より深く、より競馬を知りたい、ホント、それだけ。


さて、もう夜12時。明日は朝早く起きて、ウォーレンヒルに調教の見学。

ウォーレンヒルは夕方より晴れた朝が素晴らしいって言うし、ただただ楽しみ。


雨はやめようね。
posted by cris at 07:48| Comment(4) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月20日

そんな感じでヨーロッパ


明日からヨーロッパに競馬の勉強しに行ってきます。





以下、余談。





自分の競馬観が、何というか停滞してるな、そう思い始めたのはそんなに最近のことではなくて、それこそ2年近く前くらいからずっと思い続けていたことだった。


競馬始めてそれなりの年月が経って、仕事も競馬関係になって、環境自体はどんどん恵まれていっている。
でも、自分の発想力は本当に上がっているのか、そして競馬力、と言っても色々あるだろうけど、自分が以前より競馬の知識が増えているのか、増やそうとしているのか、疑問に思うことが多々あった。


それなりの年月をかけてやっている割に、未だに知らないことが多過ぎる。
何度も北海道に行かせてもらって、それこそ主要な牧場、育成施設は全部見たけど、行くたびに自分の無知を感じる。

普段いかに机の上で、文字だけで知識を得ているかがよく分かる。
実際必要なのは、自分の足で巡って、自分の目で見て、自分で感じること。


もちろん牧場勤めとかをしているわけではないから、そういう現場的知識が足りないのはある程度しょうがない。
そのような現場的知識をよりつけるために、先日の北海道行きの時も、セレクトセール当歳展示で1頭1頭じっくり見せてもらった。
牧場関係者の方に話を聞いて、新しい知識を得て、より自分の競馬観が広がった感覚を受けた。

知識があるから予想が当たるわけでもない。競馬はそこが比例しないし。
ただ、知識があって損をすることもない。とにかく好きなことに関して、知らないことを1つでも減らしたい性格だったりもする。


北海道行くたびに思う。
自分の目で見ないと分からないことがこの世には多い。
そしてそれは競馬も例外ではない。
今の自分に足りていないのは現場を見る機会の少なさだと思う。

そして競馬をある程度の年月やってきたことで頭に染みついてしまっている『常識』。
常識になっていることが、実は常識ではない、これは競馬の世界においてそう珍しいことではない。


本当にそうなの?という話がネット上には溢れている。
一般論が、実際色々見聞きすると違うことはよくある。これはどの世界でもそうなんだろうけど。
実は様々な理由があることが、騎手が下手とかそういう1つの要素で片付けられるのはもったいないと思っていて、自分もそうならないよう常々現場を見て勉強していこうと思い続けてきた。


現場に行って、著名なホースマンに話を聞く機会も多かった。
岡田牧雄先生のおっしゃる『いい馬をたくさん見ることが大事』、これは実践している。


そんな中言われたのは、
『若いうちにヨーロッパで競馬を見てきたほうがいい』
『今、ヨーロッパに行くことに意味がある』
ということ。
某天才ジョッキーや某S台ファームの方々に言われたことね。
これが1年半前。ずっとこの言葉は頭の中にあった。



単純に、今より競馬が上手くなりたい。新しい競馬の世界を知りたい。新しい知識を得たい。今の自分の競馬観を壊したい。

だから実際ヨーロッパに行くことにした。


近代競馬において、イギリス、フランスは日本の4倍以上の歴史がある。
映像や写真でしか見たことない光景を実際に目で見て、空気を感じたい。

近代競馬発祥の地であるニューマーケットに行って、馬の勉強をする、これは1つの夢でもあった。


1つの例として、ヨーロッパから輸入されるマル外たちが、日本国内のレースで口を割って引っ掛かっていることはそう珍しくない。
フランケル産駒の短縮とか気性的にハマるし。

ヨーロッパのレースを見ていると、日本の馬ほど口を割っている馬がいない。
なんでこうなるのと。育った環境?人との距離感?人間の技術?

まあ色々あるんだろうけど、自分の中でそれを明確に説明する知識はまだないと思っているし、知らないことだらけの自分にある意味ショックを与えたいから、イギリスに行く。


馬を育てる仕事に就きたいわけではない。ただ、1つの国の競馬しか生で見ていないのに、競馬についてより知識や競馬観を広げられるかというと疑問なわけ。


さすがに半年とか1年とか、そこまで長い期間行くわけにはいかないものの、短期間でいいから『本場』を知っておきたい。S台ファームの方々の『今ヨーロッパに行くことに意味がある』という言葉の意味を知りに行ってきます。


そう決めてから2ヶ月ほど経ったけど、仕事関係先とかでは結構笑われることは多かった。
まあ確かに馬の勉強で乗る側として行くならまだしも、競馬の勉強は珍しい。


前の仕事の人脈や繋がり、そして英国の皆様のご厚意によって、自分が希望してた以上に素晴らしい環境を回れそう。

あとはその環境で、自分が何を学ぶか、何を感じるかでしょう。こればかりは行ってみないとどうなるかは分からない。
ただ英国、それこそ欧州競馬の中心の一つまで見せてもらえる機会なんて、人生でそうあるもんじゃない。
この貴重な機会を大事にして、自分の競馬観をぶっ壊して、日本に帰ってきたいところですね。




まずはフランス。滞在期間自体は一週間ほど。
ここで競馬場にいくつか行き、現地の専門家の方に話を聞く。
凱旋門賞の舞台も見ておかないとね。


そしてイギリス。
近代競馬発祥の地・ニューマーケットで、馬と人との距離感を見たい。

お世話になってる方に、ニューマーケットで調教助手をやってた方がいて、その方が『ニューマーケットではペットの犬とペットの猫と馬が同じ扱い』と聞いている。
どういう環境なんだそれ…

まるで想像できないから自分で観に行く。
400年前から競馬が開催されている街がどんなものなのか、実際に観る。

それからいい馬を多く見て、最後はキングジョージ。ここまでが1セット。



ちょうど欧州周遊中にホーム・大井開催があるものの、こればかりは仕方ないね。

フランスで買う。



毎日の南関、国営のブログ更新は少しの間止まりますが、欧州での出来事や感想などをまとめた記事はたぶん更新しますので、欧州でもアホなことやってるなぁと生暖かい目で見ていただければ幸いです。




ということで、ちょっと自分の競馬観をぶっ壊してきます。




まずは場所まで辿り着けるか…それが問題だ…
posted by cris at 20:47| Comment(14) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

POG2017・part1


どうも、無職です。

無職になって5日が経ちました。
なんか無職になってからのほうが色々忙しい気がします。


いつもだったらPOGドラフト終わり次第ホイホイ記事を上げているものの、今年に限っては諸事情でそんな暇がなく。

そもそも書いても気にしてる人いなくない…?
という思いもあったりはしますが、載せないとそれはそれでお問い合わせをいただくため、まずは昨日行われた本番POGの指名馬について書こうかなと。


そう思ってから12時間が経ちました。
もう月曜も夜です。
相変わらず書く、と決めてからが長いですね。




本番POG2017
参加者15人
被りなし、10頭持ち
ポイントは中央のみ加算。




1位母シルヴァースカヤ

今年は5団体でこの馬を指名。シルヴァースカヤに賭けてる、と言っても過言ではない。

確かに見る角度によっては脚が短い、身体が丸いで来年のばんえいダービーに出てる疑惑すらある。
ロベルト感出まくり、ああシルヴァーホークですね分かりますみたいな体型。

でも脚が短ろうが、ロベルト感が出まくろうが、ディーマジェスティが走っているように、もうディープとロベルトがダメ、という時代は終わった感がある。

去年アドミラブルが図抜けて良く見えたけど、今年はこのヘンリーバローズが図抜けて良く見える。
見た感じ、モノが違う。

と見せかけて単なるダート馬でしたーというオチは正直ありそう。
ああ、あとケガ。それだけが心配。
無事に走ってくれれば、結果は付いてきてもいいのでは…

目標は青葉賞馬券圏内。





2位母シーザリオ

血統的なことに関しては言うことなし。リオンディーズの全妹にそんな野暮なことは言えない。
グローブシアターの全妹でもあるものの、グローブシアターは小さ過ぎ。キンカメにしては小さ過ぎる。
それでいて最低限走るんだから、シーザリオの繁殖ポテンシャルの高さを再認識するね。

牝駒は走っていないとはいえ、ロザリンドは見た目からしていかにも…感あった。ヴァイオラは体質も弱かった。
今年の2歳は見た目からしてロザリンドとかと比べちゃいけない。
これなら牝馬でも走ると思う。

目標はエルフィンステークス勝ち。





3位母アドマイヤアモーレ

いわゆるイベリア。
配合は悪くない。抜群にいいかというとそうでもないけど。

1位ヘンリーバローズ、2位シーザリオは当初の予定通りで、もうこの時点でだいぶ余裕があった。
ここらで何かデビューが速くて調教動いてる馬を指名しないといかんなと、そう思った。

すでに母ラルケットは取られていたし、母ケイアイガーベラはスマーティージョーンズが嫌。
ということでイベリアを指名。

デビュー1ヶ月前の時点ですでに水準級の時計。
1ヶ月あれば、栗東坂路で4F46.0-1F9.7とか出せちゃうんじゃない?

イベリ〇豚とか言われないように頑張りましょうね。

目標は黄菊賞勝ち。





4位母シャンハイロック

3位同様、余裕あったからすでに調教動いている系男子を。
いくら美浦坂路とはいえ、55.2-39.2-24.3-11.7はなかなか期待を持たせる調教。
調教動くスクリーンヒーローは実戦でも走る馬が多い。

森岡閣下がセレクションセールで落とした馬が、なぜかノーザンファームで育成、この時点でも相当期待値は高い。

5、6位で指名できる馬という話はあったけど、うちの団体はこういう動いてる系男子の指名が速い。
それを踏まえて先に4位で指名。

1晩経って冷静になって思った。

指名早かったね。

目標はコスモス賞勝ち。





5位母ゴジップガール

これの指名順位に迷った。3位は早いし、でも事前にやったお勉強POGドラフトでは結構な人気で、実質2位で消えた。
それもあって、4位まで誰も指名しなかったら5位でいく、というプランだった。

ディープ×ロベルトはヘンリーバローズと一緒。
もうアドミラブルで味をしめてしまった分、ディープ×ロベルトに憑りつかれてしまった感。

社台F・吉田照哉社長から半持ちを持ちかけた、という経緯も評価したい。
走るか走らないか置いておいて、社台Fの庭先はどうしても気になってしまう。

てかグーグル、ゴジップガールの2015で検索してるのに、勝手にゴシップガールの2015で検索するのやめろ。

目標はセントポーリア賞連対。





6位母ツーデイズノーチス

こんなんどこらへんがいい配合なのかまったく分からん。

ならなんで指名したのかって、この順位まで残ってたからですよ、ええ。
この馬は他の団体なら5位以内だったと思う。
日高の有力馬が後ろに回されやすい団体。
だからこそこんなところまで残ってた感。

先月、とある某情報筋から『今までのツーデイズノーチスのイメージを捨てたほうがいい』という話を聞いた。
今までのツーデイズノーチスで一番走らなかったら、某情報筋からプリンかパフェおごってもらわないといかんな。

目標はクロッカスステークス勝ち。





7位母ワイルドラズベリー

一応血統派なんだよね。
ロードカナロアは母父ファルブラヴかエリシオが当たるのでは、という仮説があって、実際いきなりステルヴィオが勝って、これは本当に当たり感が出てきた。

ファルブラヴ牝馬の気性をロードカナロアは中和する可能性があると思うし、体型的にも、配合的にもマッチしていると思う。

ステルヴィオはロードカナロア×ファルブラヴ×サンデーサイレンス。
この馬もロードカナロア×ファルブラヴ×サンデーサイレンス。

実際馬体もいいし、ちょっと気性がアレな一族とはいえ、ステルヴィオほどではないだろうから、調教もある程度攻められそう。
結構楽しみにしている馬。これは欲しかったし、この順位まで待って取れたのは大きい。
当たるといいですね。

目標は千両賞or万両賞制覇。





8位母Gold Vault

これはいい馬。
今年の北米トレーニングセール組では一番。突き抜けて良かった。

もちろん姉コンテスティッドが米G1を2勝していることもあり、血統的価値は高い。

でもそれ以上に試走が良かった。
ギア上がった瞬間一気に沈み込む、素晴らしいフォームに。
加速力も、そして体のブレのなさに関しても一級と呼べるものだった。

もちろんマル外の、しかもダート向きの牝馬がPOG期間内にどこまで稼げるかという話ではある。
それでも牡馬相手だろうが関係ない力を秘めている馬。
ヒヤシンスで牡馬を圧倒する走りが見たい。

目標。ドバイ・UAEダービー当日の中山ダート1800・500万勝ち





9位母アーキオロジー

アルキメデスの半弟。
ここ数年の産駒もいい馬多いんだけど、硬い系種牡馬が多かった。

今年はディープ。モハメド殿下がついにアーキオロジーにディープの株を使ってきた。
そういうのいいと思う。

某情報筋が先月『今年のアーキオロジーは違う』と言っていたのも評価の対象。
何がどう違うのかはよく分からない。

あとは厩舎。大正義藤原英か、中内田か、野中か…
さすがに大正義藤原英だと思うのですがね…

目標は白百合ステークス3着以内。





10位母マンハッタンセレブ

藤原英はPOG向きではない、そうは思っていても指名してしまう藤原英。
先輩にも言われたけど、この血統好きなんだよな…

シャンボールフィズとか、そういう方々にも手を出してしまうほどにはサトルチェンジ好き。
すでに山元に移動している分、サトルチェンジ特有の体弱くて遅くなっちゃいましたぁパターンはそこまでなさそう。

それでも藤原英。大正義。少しでも不安が出たら使わない。ペースが遅くなる。
よく考えたら藤原英所属馬でダービー勝った馬を指名したって結構歴史的だったのかもしれない。

もちろんPOGが全てではないし、そういう使い方は賛成なんだけど、これで夏使って、半年休養、4月にアザレア賞走ってましたパターン、ありそうで怖い。

目標はひめさゆり賞勝ち。
posted by cris at 21:16| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする