2016年10月18日

秋が深まってきた日の雑記



・春はあけぼの、秋は夕暮れ

枕草子ってあるじゃないですか。そう、清少納言。
枕草子の第一段のドアタマ、『春はあけぼの』って有名ですよね。
たぶんボブ・サップに一撃KOされた人以上に有名だと思う。

たぶん春に次いで有名なのは秋では。
秋は夕暮れ。

ふと思ったんですよ。枕草子の第一段で一番影薄いのは、夏か。夜か。
そんなくだらないこと考えてたら、今日丸ノ内線で最寄駅降り損ねた。



・そんな秋の日

転職したい。



・そもそもの話

ちょっと色々ありましてね。今の仕事の日程だと都合が悪かったりするんですよね、ええ。
もちろん競馬業界で、色々貴重な経験させてもらってますし、社長には恩がある。
今受け持ってる仕事も結構ある。簡単には決められない。



・人生の転換点?

なのかもしれない。なんとなく、とりあえず競馬第一でここまで生きてきましたけど、今、割と大きな転換点を迎えてるのかもしれない。
東京に出てきて8年。最近特にこういうことを考えるようになった。



・そんな真面目なことを

書くブログではありませんでしたね。
海馬澤やらカンタベリーナイトについてダラダラ書くブログだったことを今思い出した。
明日使えないことを書くためにこのブログはあったんだ(違う)



・そんな最近、ブログでビックリしたこと

先日、
『カンタベリーナイトと俺』
という、実に明日使えない話を凝縮した話を1本書いたんですけどね、閲覧数が日曜の国営予想ブログより多かったんですよ、ええ。

いや、個人的には自信作だったんですよ、カンタベリーナイトと俺。だから、最初は私もね、安心感というか、まあそういう気分だったんです。

よく考えたらまずいね。普段のビッグレースの予想の記事より会社のホームページが開設されるとか書いてる記事のほうが閲覧数多いのは。

そんなブログがギャンブルカテゴリでベスト5に入ってるのが一番の謎。
seesaaの未来を本気で心配している。



・そんな昨日

ここまでの話とはまったく関係ないんですけど、秋華賞の話でもしましょうか。



・秋華賞

何と言っても、福永が完璧だった。
不安は7番枠だけだった。そこさえクリアできれば後は結果はついてくると思ってた。
完璧だったね。1コーナーの入り方が素晴らしい。2コーナーに入る時点でべスポジ。何かアクシデントなければまず来る、そういう状況。

4コーナーでも早く動かず、ビッシュの動きを見ながらギリギリまで溜めて。もう何一つ文句のない騎乗だった。
パールコードに乗ってた魚類もほぼ完璧だったと思う(いつもそうしてほしい)けど、勝ち馬の騎手も完璧だっただけにこれはしょうがない。



・ヴィブロス

いい馬感あったからPOGで指名していたものの、春先は素質が身体にまるで追いついていなかった。
フラワーカップ使った時、絶対にこのローテは無駄、スパっと休ませてほしい、と思ったら、陣営が春諦めて放牧に。これだけの血統だから、ついフローラとか使いたくなるけどね。勇気のいる決断だったと思う。

結果、休ませたのが大正解。この休養で馬が変わった。
馬って3ヶ月ちょっとでこんなに変わるんだね。それくらいのレベルで馬が変わった。
体重自体はほとんど変わってない。『中身が変わる』というのはこういうことかと。

勉強させてもらった。いつも馬は勉強させてくれる。


昔、サンライズバッカスがフェブラリーステークス勝った時、前走平安ステークスでプラス16キロ、ブクブクに太った状態から、マイナス2キロで出てきた。
たかがマイナス2キロだったんだけど、陣営は『無駄な脂肪は取れた、体重はあまり変わらないが前走とは状態がまるで違う』と言っていたことを思い出す。

パドックの映像見た時、確かに違った。
言葉にはしにくいんだけど、前走とは違う馬だった。

馬体重って奥が深い。今回、ヴィブロスの件で再びそう思った。



・ビッシュ

こう言うのもなんだけど、競馬って面白い。
中山2000で圧勝したから、同じく小回りの京都2000でも、という意見をチラっと目にしたけど、そんなにシンプルで簡単なものではないから競馬は面白い。

中山が馬場改修されて、開幕週からバンバン差しが決まるようになった。
戸崎や田辺みたいな乗り方がズバズバハマるようになったことで、レース傾向が一変した。

紫苑Sは以前から厳しい流れになりやすかったものの、その分紛れがあった。
今の馬場は大きな紛れを許さない。力のある馬が、シンプルに差し脚を伸ばして来れるようになった。

逆に言えば中山がガラパゴス化したと言うにはちょっと大袈裟だけど、明らかに異質な競馬場になってしまっている。

ヴィブロスとの着差ほどの差はないと思っていたし、3コーナーの不利が無ければ互角、京都2000なら圧倒的にヴィブロス>ビッシュと言えるレベルで適性に差を感じていた。

スタート後からワンダーにいじめられて、道中後手後手。強引に動くにも福永とかが動かない分動けず。全てが悪いほうに向いてしまった。

これも競馬。単純に力だけで決まらないから競馬は面白いし、難しい。

しかし調教後馬体重からマイナス2キロはビックリした。鹿戸厩舎の輸送は上手いという話は聞いていたものの、まさかマイナス2キロで抑えるとは…
新幹線のグリーン車使ってるんじゃないか、一瞬本気でそう思った。



・ハイペース?スローペース?

パーシーズベストのルメールのコメントが『ペースが速く追走に手間取った』で、ヴィブロス福永のコメントも『ペースが速かった』。
秋華賞にしてはむしろ緩いくらいのペースだった感。前半1000m59.9は過去10年で歴史的ドスローだったジェンティルドンナの年に次ぐ遅さ。

別に騎手を批判するとかそういうことではなく、騎手としては『速かった』、我々買ってる側がラップの数字だけ見れば『遅かった』、その差について考えてしまう。

2000mで最初の1000mが60秒を切るレースが減ってきている、それはまああるかもしれないけど、一因にしては弱い。
福永が『秋華賞はペースが速くなるから』と言っていたように、騎手たちもこのレースが速くなるのは分かっている。

この騎手心理とファンの心理の乖離している部分を上手く馬券に繋げてみたい、どうやればその差を利用できるか、利用する方法について競馬場から飲み屋まで行く時に考えてたけど、日本酒飲み過ぎて忘れた(まるで成長していない)



・パーシーズベスト

居酒屋で飲み過ぎた後輩が、突然バスの中で『僕はパーシーズベスト』という謎の発言を残してリバースしたあの光景を、僕は一生忘れないだろう。



・思い出深い酔っ払いベスト3

今回の『僕はパーシーズベスト』は3位。
2位は高尾山口駅から『僕はどこにいますか?』と電話してきた人。
1位は飲み過ぎて朝の高幡不動駅でお腹出しながらムーンウォークしてた人。

お酒って怖いですね。



・コロナシオン

まだ何とも。思ったより全然走るね。かといってまだG1とかそういうレベルの話ではない。
パドックの映像見て、ああ、これはキングマンボ感あるわと思った。全然ブエナ感がない。95対5でキングマンボだった。
エアウィンザーといい、今年2歳はキングマンボキングマンボしてる馬が多い印象。



・そんなエアウィンザー

今週2戦目。初戦の内容は納得できる、いい内容だった。今回はまず勝てると思っている…
のだけれど、坂路でヴァナヘイムに遅れた内容がね、どうもね。
別にヴァナヘイムに遅れようが何とも思わないんだけど、時計が思ったより遅かった。
兄貴が坂路でいい時計を出す、そういう先入観があったのもある。それにしてもね。

乗ってた人が、返し馬と最終追いの差について先日言及してたけど、これが杞憂に終わることを祈るばかり。
初戦は別に負けていい。2戦目は内容あるレースで勝ってほしい。



・サトノシャーク

思ったより全然いい馬だった。POG指名してた某団体で一緒の方から『ブタかもしれない』という不穏な話を聞いていたから、一安心。全然いいじゃん。パドックの映像見て『うわぁ、ディープ産駒のブタだぁ』とか言ってしまったことは忘れた。
使って絞ってくれば楽しめそう。これはいい馬だと思う。



・今週は

菊花賞ですね。
毎年恒例、菊花賞出走馬の血統の話は水曜か木曜の夜に更新します。
まだ構成も何もしてません。火曜の夜中に書きます。

抽選馬除くと、現在9頭立て。
◎は現時点でのものだけど、決まった。あとはいい枠に当たることを願うばかり。



・そんな今年の菊花賞、現在のテーマ

『ひと・ひとみ・すこやか』
posted by cris at 03:25| Comment(4) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月04日

カンタベリーナイトと俺



その文字列を見た瞬間、一瞬時が止まった。

9月30日、カンタベリーナイト、中央登録抹消


カンタベリーナイトといえば俺、と言えるくらい、カンタベリーナイトとは長く、濃密な付き合いだった。

どんなに届かなそうな条件でも、あえてカンタベリーナイトから買い、馬主の名前を叫び、競馬場に転がってきた。


そんな、戦友、いや、もう心友とも呼べる存在が、中央のターフから去る。


火曜の川崎を待っていてくれたごく一部の皆様には申し訳ありませんが、
今日は、カンタベリーナイト引退記念として、

『カンタベリーナイトと俺』

を書かせてください。


デビューから5年。
カンタベリーナイトと過ごした濃密な時間を、ここに記す。





・2009年4月19日
爆誕。
誕生日は吉田豊と一緒
この時点で差し馬になる運命だった。




・2011年6月29日
門別で華々しくデビュー
8番人気6着。




・2011年10月5日
門別5レースアタックチャレンジにて、2着に0.1秒の大差をつけて圧勝。初勝利。
この日、米アップル社創業者、スティーブ・ジョブズが56歳で亡くなる。
遺言は、『今日の門別5レースを勝った馬は、将来名馬になる』




・2011年11月13日
盛岡・南部駒賞。
カンタベリーナイト、初の本州。
グランデスボスケをハナ差抑え、見事に3着。
東北の競馬ファンに衝撃を与える




・ここで鳴り物入りで国営転入




・2011年12月18日
中山ダート1200にて、国営初お目見え。
単勝389.3という圧倒的支持を集め、12着。
国営ファンにも衝撃を与える。




・2012年1月5日
京都ダート1400にて、後方からデュランダルを彷彿とさせる末脚で、単勝272.4倍ながら3着。
1着だった母がアルゼンチンでG1を7勝の超良血エリート・ゲンテンに危機感を与える。




・2012年1月7日
カンタベリーナイトの馬主、峰哲馬氏が社長を務める株式会社緑峰、ホームページを開設。




・2012年3月31日
佐藤ワタルさん、ダート替わりに釣られ◎にする。
堀厩舎のエリート・イジゲンに次ぐ上がり37.1の強烈な末脚を使う。
4着。
後の東京ダービー馬プレティオラスに先着。この世代トップクラスの馬としてファンも認知し始める。
そして◎4着だった佐藤さんが、中山でグロッキーな状態になっているところを係員に発見される。




・2012年11月11日
鞍上西田を背に、外から飛んできて福島のディープインパクトと呼ばれるようになる。
なお佐藤さんの◎はリッカタキシード。3着付け。
4着。
またも佐藤さんがグロッキーな状態で東京競馬場に転がっているところを係員に発見される。




・2013年1月半ば
佐藤全弘厩舎から二本柳厩舎に転厩。

ここからカンタベリーナイトのシンデレラストーリーが始ま…らない




・2013年2月17日
紫川河畔公園付近から仕掛け、息の長い末脚で全馬を差し切り、500万圧勝。




・2013年3月2日
鞍上二本柳の誕生日を皿倉山特別12着で祝う。
佐藤さん、◎マッキーバッハも、勝たれる&アクアブルーフライ4で何も当たらず。
俗にいう『皿倉山の悲劇




・2013年9月14日

誰も気にしていなかった『4戦連続1着から1.2秒差』の日本記録、達成できず。
そして色気を持って◎にした佐藤さん、4着により中山で出家。




・2013年10月12日


8着。予想が外れる。




・2013年11月3日



福島2700mを走破。
JRAの距離設定を無視する。




・2013年11月17日


あの日本近代競馬の結晶、ディープインパクト(産駒のストーンヘンジ)に先着して3着。
2代目日本近代競馬の結晶を襲名。
佐藤さん、3連単が当たり東京競馬場で雄叫びをあげる。




・2013年11月30日

佐藤さん、酒に酔い、カンパリピーチとカンタベリーナイトを誤認。




・2014年1月13日
まさかの鞍上戸崎圭太。
ファン、窓口に殺到。1番人気。
カンタベリーナイト、生涯初の1番人気。時代がカンタベリーナイトに追いつく
そして戸崎が馬群に突っ込み、詰まって6着。ファン、号泣。




・2014年3月2日
呼子特別。横綱相撲で、モハメド殿下(の所有馬オムニバス)を倒す
これまでの功績が認められ、俺の中で北九州名誉市民に選ばれる。

そしてこの日は3月2日、二本柳の誕生日に見事勝利。盛大に祝う。
グリーンチャンネル先週の結果分析に当時出演していた砂岡春奈さん、見事◎カンタベリーナイトで的中する。




・2014年3月29日
中京芝2200、名鉄杯。12着。

佐藤さん、トルコのダートが前有利という事実を知る。




・2014年6月1日
カンタベリーナイト、日本ダービー(と同日同条件の青嵐賞)に出走




・2014年8月9日

カンタベリーナイト、テン乗りの菱田に、『凄く賢い馬』と褒められる。




・2014年10月26日
ラングレーに0.8秒差で負ける。
事実上リアルスティールと0.8秒差
世界との距離が縮まる。




・2014年11月30日
ステイヤーズステークスに登録。日本中が震撼する。
香港国際競走に出走するため、ステイヤーズステークスを回避。

そのステイヤーズでデスペラードの鞍上横山典弘さんがエロ過ぎる立ち回りを演じ、再び日本中が震撼。




・2014年12月28日



江坂特別、単勝130倍のカンタベリーナイトから購入し、サトノレオパードが抜けて中山の床に突き刺さる。
有馬記念24分前の悲劇。悲しみの江坂特別。




・2015年2月28日








・2015年5月7日


佐藤さん、カンタベリーナイトの一口を購入することを決意。40000分の1。




・2015年8月8日
札幌日経オープン。

カンタベリーナイトVSペルーサ

パッキャオVSメイウェザー並の好カードが実現。




・2015年9月6日
丹頂S。






五稜郭S13着。
札幌日経オープン10着。
全て計画通り。
『前回とは状態が違う』と豪語する陣営。


時は来た。それだけだ。


http://db.netkeiba.com/race/201501020611/


北海道の大地に溶けた。




・2015年10月
Mr.健康優良児カンタベリーナイトが長期放牧に。




・2016年1月15日
カンタベリーナイトの馬主、峰哲馬氏が社長を務める株式会社緑峰、地元・板橋区の幼稚園にて安全講習会を実施
社会に貢献する。




・2016年5月22日
カンタベリーナイト、伊勢志摩サミット(開催記念)に出(走す)

プーチンVSカンタベリーナイト。
このレベルの名馬が未だに二本柳厩舎にいることが国際問題。




・2016年7月3日。
カンタベリーナイト、七夕賞に登録。
七夕賞が7700mになるという情報をキャッチするも、涙の除外。




・2016年9月4日
丹頂S。

最後方で、サイモントルナーレとマッチレース。
惜しくもサイモントルナーレに競り負ける。




・2016年9月30日
中央競馬登録抹消。
一時代の終わり。




カンタベリーナイトは、エブリデイ差し想定の自分に、色々なことを教えてくれた。
そして、自分に夢を与えてくれた。カンタベリーナイトは希望だった。


間違いなくスパイキュールの最高傑作。いい夢を見れた。


ありがとうカンタベリーナイト。


フォーエバーカンタベリーナイト。




…ここまで書いて門別転入とかだったらどうしましょうね。
posted by cris at 19:07| Comment(4) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

凱旋門賞2016が終わって3時間経った時の話


この文章を書いているのは夜中の1時半過ぎ。

夜中なんでね、文章の多少の適当さにも目をつぶってください。
え?いつも適当?それは夜中に書いているからですよ(アリバイ)


大学のゼミで、教授に『佐藤先生(と呼ばれていた)は真面目に文章書いている時と不真面目な時の差が激しいね』と言われたことがある。まあ気分で文章書きますからね、そう思われるのも無理ないですよね。

でも僕はゼミ合宿で夏に伊豆に行った時、昼間は真面目に講義して、夜中に酒飲み過ぎて泊まっていたペンションに向かって打ち上げ花火打ち上げて、管理人さんに説教されてた教授のほうが、テンションの差が激しいなと思いましたよ。


何の話してたんだっけ。


ああ、凱旋門賞の話だ。その話をするんだった。


14着でしたね、マカヒキ。外枠に入った時点で厳しい感しかなかったものの、速い流れを馬群の外外回って帰宅。
競馬振りだけを見ると、しょうがない。どんな名馬でもあの展開でああいう競馬したら垂れる。

ルメールは内に入りたくて、スタート後一度左に曲がる時も、その時点で内に入ろうとしていた。
そんなに簡単に入れないね。タリスマニックが物理的に邪魔だった。


PS2のG1ジョッキーじゃないし、そんなに簡単にホイホイ内に入れない。強引に内に入ったら、フランスギャロに呼び出されちゃう。
結果内に入れず、掛かり、見せ場なく垂れてしまった。
しょうがないね。これも競馬。生き物でやるスポーツで、凱旋門賞が直線コースで施行されない以上、こればかりはしょうがない。よく頑張ったと思う。

それこそ前哨戦のニエル賞は、少頭数、スローからの瞬発力勝負。本番とはまるで違うレース。
今回は多頭数、淀みない流れ、持続力勝負。どっちも勝てというのは少々酷。


結果、ガリレオ産駒がワンツースリー。この流れだと内にいる組から有利になるし、内の状態がいいのは前記事に書いた通り。ゆったりした流れを想定してドバウィ中心にしたら、まるで違う流れになってしまった。
このメンバーであの厳しい流れになるんですね。勉強になった。
日曜中山8レースでスティンライクビーがイン3から抜け出したけど、これも勉強になった。


競馬、難しい。


凱旋門賞を勝つというのは日本競馬に与えられた宿題のようなものだと思っていて、この宿題の難易度は高い。
でも同じく難易度の高い宿題だった香港スプリントは攻略できた。
答えのない宿題はない。
多くの関係者が答えを探す努力を続ける限り、いつか、凱旋門賞を日本馬が制する時が来る。
のかもしれない。


毎年凱旋門賞が終わったら書いているかもしれないけど、エサの違い、馴致のやり方、そういうレベルから馬を凱旋門賞仕様に造っていく必要性があると思う。

でも1歳時から凱旋門賞を最大目標にするというのは現実的ではない。まずはダービーでしょう。国内の最高峰を最大目標にするでしょう。
最初から海外のビッグレースを目標に馬を作るというのは難しい。

そもそも馬を造るには時間がいる。馬を造る環境を造るには数十年掛かる。


現在与えられた生産環境、調教環境をいかに凱旋門賞に合わせるか。
それは多くの生産関係者、厩舎関係者が様々な工夫を施しているだろうし、今新たな提言うんぬんは書かない。
サンデー系がかなりのウエイトを占めている現在の日本競馬において、血統勢力図を変えるのはすぐにできることではない。
つまりサンデー系をいかに凱旋門賞に合わせるか、という話。

内を捌けて、なおかつ重い芝をこなせて、タフな馬場の長い直線で最後までギアを上げ続けられる馬をディープなどから作らないといけない。
難しい課題だよね。

それこそ内を捌くならマカヒキはできる。タフな馬場でギア上げ続けられるのはディーマジェスティができる。
ならディーマジェスティは内を捌けるか?と聞かれると、答えに迷う。

要はヘイロークロスor疑似ヘイロークロスと、サドラーとのバランス、母系の重ね方、ここらへんをいじってあげないといけないかな。
これはディープでの話。他のサンデー系種牡馬にも、それぞれ欧州向けの馬を作る配合パターンはある。


今年は明らかに特殊ペースだったし、シャンティイ。来年もシャンティイとはいえ、違うレースになる可能性は十分ある。
でも今回のようにグリーンベルトが登場してまた内が有利になる可能性は十分。
日本はグリーンベルトに否定的な国。海外ではそもそもグリーンベルトに対して違うアプローチ。
競馬観が違う以上、その国の競馬観に合わせないと、その国のビッグレースは勝てない。



こうやってね、毎年凱旋門賞終わった後にダラダラ文章書いて思うのはね、やっぱり壁は高いなと。超える壁は高い。
目標の壁が高いから、壁を乗り越えようと、日本競馬は幾多の努力を重ね、進化してきた。
凱旋門賞がこれだけ高い壁だからこそ日本競馬が成長している。


そう考えるとさ、いいレースだよね、凱旋門賞。


自分でも思うけど、語尾にねを付け始めると、大体文章書くのに飽きた時だと思う。


今年の凱旋門賞、レース自体は見応えあった。特に最後のデットーリとムーアのキ…
ファウンドが腐ってたら、今頃馬房の中で全力で妄想して悶えてるんだろうなぁ。見えちゃっただろうし、純真な乙女(表現が古い)にあのキスシーンは刺激が強過ぎる。




ああ、スプリンターズSの話まで書きたかったんだった。
もう疲れちゃったよパトラッシュ。オートクレール4で中山の壁に吸収合併されて、その後スプリンターズで頑張って大野って叫んでたら疲れちゃった。(主にその後の酒の飲み過ぎが原因)


ビッグアーサーね。
まず第一に、騎手叩かれ過ぎ。本人が最低の騎乗と言っているけど、やれることはやってる。直線までは。

最内が競馬難しくなる中山芝1200、そしてそのコースで行われるG1。最内で、1.8倍。
当然マークは厳しくなる。1.8倍の馬を簡単に外に出す人はいない。少なくともG1では。

ゲートはそこまで悪くなかった。
ソルヴェイグが田辺で、田辺の発想力の高さのおかげで前に入られて、そこからソルヴェイグが控えたのがビッグアーサーには厳しかった。一瞬接触した感もある。一気にテンション上がった。

なだめつつ、内をわざと開けて、次第に外に出していって…
ここまでは良かった。

前がネロで、左前がサトノルパン。
ツイてなかった。この2頭が一気に伸びることはそうない。サトノルパンは手応えビックリも、一気に抜け出すほどではない。前2頭の脚色がそこまで変わらなかった分進路ができなかった。

最初から内で我慢してたらもちろん結果は変わったかもしれない。結果論だよね、それは。誰が垂れるか最初から分かったら苦労しないでしょう。


福永がミスったというか、まあミスったのは事実だけど、ならどう福永がミスったのか、福永をたたいている方々には説明してほしい。納得できる回答を出せる人はそう多くないのでは。

どうしても福永はこれまでのイメージ的な意味でもああいう明らかに詰まった時とか叩かれやすい。
でも最近福永には唸らされる時が多々あって(そもそも福永が下手と思ってない)、土曜のシリウスSのピオネロイン3はかなりのファインプレーだった。


中山芝1200のG1、一番乗り難しい最内に入って、その時点で大きなリスクが発生する。
◎で、単勝買う人は、最内で1.8倍のリスクを考えて買うべきで、そのリスクを承知で買った人が多いと思うけど、夜中まで叩くような事例には正直疑問を感じざるを得ない。


ああいうことがあるのも競馬だと思う。そこまでが競馬。複数頭でやる以上、詰まるリスクはある。全能力をみんな出し切れるレースなんて、そうそうない。


セントウルSでスノードラゴンに絡まれながらもハナを守り続けたことが今回に与えた影響、それはもちろんあると思う。ゲートに入る前からもういっぱいいっぱい、ちょっと押すとガツンと掛かりそうな気配しかなかった。水はこぼれる寸前だった。

そういう意味ではセントウルで水を入れ過ぎた感がある。
それこそトライアル、細江純子選手が『今回逃げたことが次回どう影響するか』について言及してたように、逃げる行為は次走以降良くも悪くも影響が出るのは間違いない。と思う。


こう書いたけど、セントウルでハナ守ったことに関して、そしてあのペースに関しては特に何か否定するわけではない。次に悪影響が出る可能性はあるとはTwitterに書いたし、出脚がつきやすくなってスプリンターズにいい影響を与える可能性もあった。
今回外枠ではなく、内枠、特に最内を引いてしまった時点で、前走ハナ譲らなかった影響が悪いほうに出てしまった。

トライアルの使い方って難しいですよね。
そしてG1仕様の仕上げ方も難しい。G1という誰もが勝負掛けてくる舞台で断然人気を背負った競馬も難しい。


何が言いたいかというとね、競馬は難しい、それに尽きると思うんです。
凱旋門賞にしても、スプリンターズSにしても。

どちらのレースも、競馬が難しいスポーツだということを改めて教えてくれた。


こういうレースを経験して、馬も、騎手も、調教師も、そして馬券を購入する我々も、そのレースを経験値として積み重ねていくのでは。そう思ったよね。




また佐藤さんらしくない、真面目なことを書いてしまった。

当初は夜中だし、ゼミの教授が打ち上げ花火をペンションに向けてぶっ放した話からふざけたお話に終始するつもりだったのに…


もう2時半過ぎちゃった。


佐藤さん疲れた。プリン食べて寝る。


明日の朝の占いで1位であることを祈りながら、佐藤さんベッドにピットイン。


おやすみ日本。
posted by cris at 02:41| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする